どんな相手であっても行動や言動の意図を理解しようと思うなら「誰もが良かれと思ってやっている」という前提に立つことが大切だと思います。これは誰かとトラブルの最中にいる人にとっては瞬間に拒絶したくなる考えでもあります。どう考えても「あんなことをする人が良かれと思ってやっているとは到底思えない」からです。 まず「良かれ」というのは必ず対象を必要とします。私たちは「良い社会を作ろう」と、日常的には対象を指定せず使ったりしますが、そんな場合でも何か対象を無意識にイメージしています。人類にとっていいことは地球にとっていいことかどうかわかりませんし、自国に良いことは他国にいいことかどうかわかりません。ですから「良かれ」には「何にとって」がとても大切です。 もう一つ大事な点は何を持って良いとするかは、その人がその時に考えていることで決まるということです。例えば自らを傷つけようと考えている人は外部からはどう
今回は、Web3.0とDAOをテーマに事業を行うFracton Ventures株式会社から寄稿いただいたコラムをご紹介します。 目次 ApeDAOとは? 解散の経緯 解散決定からDAO組織の清算へ NFTをDAOで保有することの課題 まとめ 2月初め、あるグループが行った投票がNFTコミュニティ全体の注目を浴びました。DAO(自律分散型組織)の形式で運営されているNFTコレクターのグループ「ApeDAO」が解散するかどうかを決める投票がグループ内で4日間に渡って行われ、その結果保有するNFTを清算した上での解散が決定したのです。その過程を紐解くと、波乱に満ちた解散劇だけでなく、NFTのグループ保有に関する重要な課題も見つけることができます。 ApeDAOとは? ApeDAOはNFTを共同で保有・管理することを目的とする「NFTコレクターDAO」と呼ばれるグループの1つで、昨年夏に誕生しま
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