将棋の羽生さんと対談した時に、記憶力判断力のピークは20代中盤でその後は衰退していくので、それに合わせるように戦い方を変えてきたという話をされていました。 伊集院光さんも発想の豊かさは若い時がピークという話をされていました。100mスプリンターの生涯ベストタイムは24歳付近です。 とはいえ年齢を重ねることで卓越する能力もあります。では、具体的にはいったいどんな能力が若い時代にピークに至るのか。 スポーツの世界でいえばバネと言われるような弾む動きは若い時の方がいいです。そもそもスポーツは関節をすり減らし腱を痛めながら行うようなものですから、ある年齢からは弾めないどころか痛みすら出てきます。 そうなると短距離でいえば年齢を重ねた選手は多少上下動があってもダイナミックな動きをなるべく水平方向に向かわせ、効率を高めることで勝負します。 人間には限界がない。いつまでもやれば可能性がある、と言われます
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