ブックマーク / tokigawa.hatenadiary.org (5)

  • 青い花 最終話「冬の花火」がすごく面白い - あしもとに水色宇宙

    素晴らしい出来だった。 最終話は、大したことは何も起こらない。ただ静かに、ゆっくりと、それぞれの新しい始まりを描いていく。 急いで書いたので、後で加筆するかもしれない。 衣替え アバンが始まると、エスタブリッシング・ショットの次に、眉間にしわを寄せた眠気眼のあきらが映し出される。母親に冬服を出しておいたわよと言われ、掛けられているセーラー服を見るあきら。「衣替え」かと呟き、また眠りにつく。ここでは「衣替え」によって、作中の時間経過が伝えられるのと同時に、新たな時間が動き出したことが提示される。今まで身に着けていた服装が変わる「衣替え」は、変化の象徴に思える。前回、杉に別れを告げたふみ。ふみと杉の時間は終わり、あきらとふみの新しい時間が動き出す。 今話は最終回なのだが、新しい始まりでもあるのだ。 図書館 文芸部であるふみは、図書館の入れ替えを手伝うことになる。図書館の入れ替え作業

    青い花 最終話「冬の花火」がすごく面白い - あしもとに水色宇宙
  • 青い花 第4話「青春は美わし」が面白い - あしもとに水色宇宙

    登校 「これからさ。待ち合わせて一緒に行こうか、学校」 前回、図書室で杉とキスをして、付き合うことになったふみ。 Aパートは、杉と朝一緒に登校することになり、その事に舞いあがりながら部屋で身支度をするふみを、軽妙な音楽と共にモンタージュシークエンスを使って見せていく所から始まります。駅へ向かうふみ。そこには、杉とあきらが待っていました。杉の事で頭がいっぱいなために、すっかりあきらと一緒に登校することを忘れていたふみ。あきらの事を忘れていた自分を悔いる。あきらと別れ、杉と登校するふみ。 ここで注目したいのは、あきらと一緒に登校することを決めたふみへの杉の態度。「あーちゃんはそんな子じゃありません」と言い放ったふみに対して、「仲良しグループから外れたら大変だ」と皮肉めいた言葉で返す杉。ここでは、「あーちゃんはそんな子じゃありません」と言われ、むくれる杉を短い間隔での3カットで表

    青い花 第4話「青春は美わし」が面白い - あしもとに水色宇宙
  • 「紅」 第十話 - あしもとに水色宇宙

    紅 1 [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2008/07/16メディア: DVD購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (89件) を見る 紫を奪われた真九郎が立ち上がるお話。 少年ジャンプ特有のマッチョイズムではなく、ヘタレ真九郎がいかにして紫を取り返そうとするかに至ったまでを丁寧に描いていた。あまり落ち込んでなさそうに描かれている真九郎がリアルさをかもし出していた。 普通の主人公ならあそこで、すぐにでも紫を取り返しに行こうとするのだけど、真九郎は延々とうじうじしています。でも、紫と過ごした日々を忘れられずに九鳳院に立ち向かう。いい話だ。 うじうじしている真九郎を見守る周りの女性陣が、陰ながら支えているのもいい感じだなぁ。「紅」の女性陣は、現代の女性像として描かれているのかと思ったけど、真九郎を陰ながら応援する様は、古きよき時代の女性像に見えたなぁ。

    「紅」 第十話 - あしもとに水色宇宙
    t714431169
    t714431169 2008/11/08
    あれは「陰ながら支え」るしか無いんだと思う。手助けする能力もないし、何より真九郎の問題(他人事)だし。各キャラの目的が物語全体の目的に絡めとられなかったのは見事でした。
  • 「紅」  紅 kure-nai   最終話 - あしもとに水色宇宙

    紅 1 [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2008/07/16メディア: DVD購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (89件) を見る フェミニストアニメ、ハーレムアニメ、演劇アニメ、といろいろな側面を見させてくれた「紅」もいよいよ最終回。 脚、コンテ、演出、松尾衡。作監、石井久美。「プリキュア」もいいけど、「紅」もね!の田中宏紀。ミュージカル以来の参加か。 バトルアクションは見物だった。特に真九郎が暴走する所の作画は良すぎ。 このアニメのテーマって、「自分の意思で行動する」ことが当のテーマだったんですね。紫にしろ、真九郎にしろ、蓮丈にしろ、最終的には自分なりの答えをだした訳で。 紫は、九鳳院に残り、その中で戦うことを選んだ。てっきり僕は、真九郎が紫を連れ戻し、五月雨荘で皆と一緒に暮らすものだと思っていました。でも紫は九鳳院に残った。僕の予想は

    「紅」  紅 kure-nai   最終話 - あしもとに水色宇宙
    t714431169
    t714431169 2008/11/08
    素晴らしい作品でしたね。本当に
  • 「ZEGAPAIN」がヒットしなかった理由を2006年の時代背景を元に考察する - あしもとに水色宇宙

    ゼーガペイン FILE.09 [DVD] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2007/03/23メディア: DVD クリック: 42回この商品を含むブログ (24件) を見る 僕は、傑作SFアニメ作品だと思っているんだけど、何故だか作品の質と世間の評価にズレがあるように思えてしまう今日この頃。それで、何故ヒットしなかったかという事を考えてみる。 序盤で切った人が多かったから 当時、何故だか序盤で切る人が多かった。ゼーガペインは中盤から物凄く面白くなるスロースターターアニメだと僕は勝手に思っていて、案外多くの人はそれを知らないのではないのだろうか。特にリョーコが死亡(?)する回の引きは最高に良い。次回予告でキョウが「カミナギは死んだ」と言ったときは当にたまげた。それぐらい中盤からのストーリー展開は見事としか言えない。 深夜向けアニメを夕方6時に放送したから 当初、こういうこと

    「ZEGAPAIN」がヒットしなかった理由を2006年の時代背景を元に考察する - あしもとに水色宇宙
    t714431169
    t714431169 2008/11/08
    全話見ましたが・・・設定だけは一流という感じでした。いつ面白くなるんだろう、と思っている内に終わってしまった。今思うと主人公に絶望的なまでに魅力が無かったかな。
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