「重すぎる愛」を、広く分かちあう愛に――。パリのセーヌ川にかかるポンデザール(芸術橋)の欄干から、重すぎて危険だとして撤去された「愛の南京錠」が13日、オブジェに姿を変えて競売にかけられた。売却額は計165点で約25万ユーロ(約3100万円)。収益は、パリに集まる難民らを支援する団体に寄付される。 芸術橋は、世界中のカップルが「永遠の愛」を誓って金網に南京錠を取り付ける観光名所だった。だが、錠は鈴なりになり、景観を損ねると指摘されたうえ、重すぎて金網が崩れたこともあり、2015年6月に撤去されていた。 南京錠は数十万個にのぼったと…
![「重すぎる愛」は危険 撤去し3000万円で売却 パリ:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a78656c47e27a108c47a5ba8a3bc26cb934c0273/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20170514000453_comm.jpg)