社会問題化している「食品ロス」の削減のほか、食材や料理などをおいしく保存できることから、「急速冷凍機」の注目が高まっている。 肉や魚、野菜、果物などの生産者が食材を新鮮なまま保存する用途だけでなく、最近では新型コロナウイルス禍を背景に、飲食店での導入も進んでいるという。 では、急速冷凍機には通常の業務用冷凍庫と比べてどのようなメリットがあるのか。飲食店などではどのように活用されているのか。コロナ禍でのニーズの変化なども含めて、特殊冷凍機専門商社であるデイブレイク 執行役員の春日大輝氏に話を聞いた。 急速冷凍機の販売・コンサルティング、食品ロス削減事業も コロナ禍で急速冷凍機に対する注目が高まっていることも確かだが、世界全体の大きなメガトレンドとして、「SDGs(持続可能な開発目標)」や「ESG投資(環境・社会・ガバナンスの3つの観点を含めた投資活動)」が重要視されているという。 「経済活動