ブックマーク / zazamushi.net (6)

  • サメハダテナガダコはやる気がない味

    夜中の暇つぶしにマダコでも拾おうと足元へエギを沈めた時のことだった。 いつも通り乗ったが、小さいなーと思って月にかざすと、シルエットがだらんと垂れていてやる気のないタコだ。 干潮の潮止まりだとこういうこともあるのだが、潮は動いていたので違和感があり照らしてみると 蛍光スカイブルーの水玉が大きくなったり小さくなったりとモワモワ動いてる! しかも体あかっ!!! そして触ると超ぶにょぶにょ。 ナンダオマエ!!! 当時こんなタコは知らなかった。 とりあえず厳重に活かしておき、夜が明けてみると 夜中見た時ほどの衝撃はない。 マダコのように陸上でも胴を持ち上げて動けるほどの力はないようだ。 改めて見ると足ながっ 持ち帰った後、サメハダテナガダコというらしいことがわかった。 ヒョウモンダコほどではないが咬毒があり、死にはしないが結構危険とのこと。 へー。 ということで内臓を抜いてトンビを引っこ抜き、茹で

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    t_f_m
    t_f_m 2021/10/22
  • マムシグサとその仲間は救荒植物の皮を被った破壊神だった

    救荒植物とは飢饉や戦争などで料が不足した時にしのぎの糧として利用される植物。 多すぎるし定義がいまいちわからないのでwikipediaからコピペすると ・ 全草 – ノビル、タネツケバナ、イスランドゴケ、キクノリ、スギノリ ・ 茎 – イタドリ、ウワバミソウ、チョウセンゴミシ、ソテツ(デンプン) ・  葉 – ナズナ、ヒユ、ヤブカンゾウ、ヤマアザミ、アカザ ・  若草 – オオバコ、クサギ、タラノキ、アキギリ、マツムシソウ、ウコギ、リョウブ ・  根 – オケラ、アシタバ、クズ(デンプン)、ヒガンバナ ・  茎、葉 – タビラコ、ダイコンソウ、スカンポ、シオデ、ツルナ、スベリヒユ ・  地下茎、塊根その他地下部 – キクイモ、テンナンショウ、オニドコロ、チョロギ、アマナ、コヒルガオ、ミツバツチグリ、アカウレ ・  果実 – クサボケ、カリン、ツクバネ、イヌビワ、ジュズダマ、カラスウリ、

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    t_f_m 2021/05/25
  • 無責任発言しないようアカミミガメを飼って食べてみた

    昔々、ざざむしをやっていた頃にアオウミガメの次はアカミミガメをUPするつもりでいました。 あの頃はまだ外来魚駆除ですら走りで今より賛否激しい時代。 亀となるといろいろメンドクサイだろうなと、どうしたもんかと思っている間に関係なく飽きて閉鎖していました。 アカミミガメは知らない人がいないくらい有名なミドリガメとして、かつては多く流通していた。 可愛いミドリガメも凄い欲でどんどん成長し、色はくすみ、噛まれれば痛いほどに大きく育つ。 丈夫なのはいいが水は汚れ易く、すぐニオイの素になるので意外に手間はかかる。 相当な人が面倒みきれず野に放ったのではないかと思います。 私も幼い頃に屋台でミドリガメを買ってもらったことがありますが、数日後に同居していた20cm程度のコイにわれて甲羅だけになったのは懐かしい思い出。 突然チュパチュパされている姿を目にし、齢6つにしてコイが肉でもあることを悟ったもの

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    t_f_m 2020/11/16
    2016年の記事 / "飼ってる動物は飼いきれなくなったら食べればいいと思うよ"
  • カイコの真価 | ざざむし。

    カイコをべるといえば「ざざむし」と並んで長野県な印象か。 でも実際はタイや韓国などでは今でも好まれるおやつ的存在。 だいたいは絹糸を取った後の副産物として出る蛹なので、既に重曹などを加えて茹でられてしまったものを更に加工してできたもの。 それだけに酸化した風味が強いクセとなり、べるのが苦手な人が多い昆虫材だ。 (高蛋白でアミノ酸もバランスよく含んでいるが、ヒスチジンも多めなのでアレルギー体質の方は一応注意) 一般には蛹ばかり目立っているけど、糞は「蚕沙(さんしゃ)」と呼ばれ古くから漢方薬にされてきた。 卵から幼虫、蛹、成虫、糞に至るまで用可能な昆虫だ。 ちなみに成虫の甘露煮も売られていて蛹よりぜんぜんべやすかったのだが、老舗のかねまんさんが倒産してしまったので残念ながらもう買えない。 あのべ易さもやはり蛹と違い、べる為に加熱ができる時間の問題だったんではないかと思う。 日

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    t_f_m 2018/02/26
  • トラフシャコは人をダメにする悶絶パスタソースを格納していた

    「奴は甲殻四天王の中でも最弱」 私にもそんなふうに思っていた時期がありました。 料理の世界でのメジャーな甲殻類といえばざっくり4つ カニ・エビ・ヤドカリ・シャコ ここまでは誰もが納得するところでしょう。フジツボやカメノテはメジャーになりきれない。グソクムシはマイナーだからいいんだと思います。 ヤドカリの中ではタラバガニやハナサキガニなどが上位にくるかと思いますが、カニやエビに関しても味レーダーチャートの尖り方が異なるので各種どれが最強とは一概には言えません。しかし大きく4つに分類した時、どんなに頑張ってもトップになれないなぁと思わざるをえなかったものがシャコでした。 確かにシャコも美味しい。 扱いを完璧にこなしたものはとても美味く、パンチのような直接的な衝撃ではないが、それはとても上品でありながらしみじみと美味い。例えるならば初恋の衝動ではなく、「いて当たり前」から「いないとダメ」に変わ

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    t_f_m 2017/09/22
    フィリピンか……
  • ハチノスツヅリガはやっぱり魚にしたほうがいいかな

    ハチノスツヅリガと言っても、なんのこっちゃ?という人は多いかもしれない。 渓流釣りをする人なら、ああ、アレねって人もいるでしょう。 養殖されている、いわゆる「ブドウムシ」ってやつです。 来ブドウムシっていうのはブドウの蔓の中に巣うブドウスカシバの幼虫で渓流魚がよく釣れる餌なですが、来は害虫だから付く前に駆除する対象だわ、養殖は困難だわで、蔓に入ったまま束で売ってて1匹100円(ハズレあり)という高価なヤツだったのです。 そこで、代用に白羽の矢が立ったのがハチノスツヅリガ。 ハチそっくりなカッコいいブドウスカシバと違って、成虫はどこにでもいそうな地味な奴ですが、幼虫は負けず劣らずの害虫です。 その名の通り蜂の巣を綴って繭を作るのですが、そのひとつがミツバチの巣。 養蜂箱の中で巣や蜜をい荒らしブクブク太る厄介者ですが、こと養殖となれば廃巣や小麦のフスマでいとも簡単に増やせるとのことで、

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    t_f_m 2017/04/25
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