夜中の暇つぶしにマダコでも拾おうと足元へエギを沈めた時のことだった。 いつも通り乗ったが、小さいなーと思って月にかざすと、シルエットがだらんと垂れていてやる気のないタコだ。 干潮の潮止まりだとこういうこともあるのだが、潮は動いていたので違和感があり照らしてみると 蛍光スカイブルーの水玉が大きくなったり小さくなったりとモワモワ動いてる! しかも体あかっ!!! そして触ると超ぶにょぶにょ。 ナンダオマエ!!! 当時こんなタコは知らなかった。 とりあえず厳重に活かしておき、夜が明けてみると 夜中見た時ほどの衝撃はない。 マダコのように陸上でも胴を持ち上げて動けるほどの力はないようだ。 改めて見ると足ながっ 持ち帰った後、サメハダテナガダコというらしいことがわかった。 ヒョウモンダコほどではないが咬毒があり、死にはしないが結構危険とのこと。 へー。 ということで内臓を抜いてトンビを引っこ抜き、茹で