ブックマーク / note.com/rikkazine (2)

  • 新刊海外SFと、私たちがそれを語る言葉を持たない話|Rikka Zine

    2019年12月刊のSF小説2作をレビューする。(文:橋輝幸) チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』(吉川凪・訳、集英社) マーサ・ウェルズ『マーダーボット・ダイアリー』(上下巻、中原尚哉・訳、創元SF文庫) チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』(吉川凪・訳、集英社) 韓国の作家のSF短編集。巻頭の掌篇「デザート」を読んで、まず面らうかもしれない。語り手の友人Kは、次々変わる彼氏をデザートの名称で呼んでいる。最初はあだ名かとも思うが、どうやらKの世界理解は彼氏に限らず、甘味やを中心に形成されているようでーー? 比喩表現と解釈すべきなのか、あるいは不条理小説なのか、認知にまつわるSFか。作の解釈はもちろん各読者にゆだねられるだろう。試金石的な一篇である。ともあれ、結末で語り手が変容し、Kと同じ視野を共有できるところに希望がある。表題作「となりのヨンヒさん」でも似た感覚が味わえる。主人

    新刊海外SFと、私たちがそれを語る言葉を持たない話|Rikka Zine
    t_f_m
    t_f_m 2020/04/12
    "(追記:良かれと思ったからだと推測しますが、なぜそれが良い選択だと判断されるかということに関心があります)"
  • ジャスティン・アイシスさんインタビュー|Rikka Zine

    まずは、日にいながら英国の小出版社で活動を続けるジャスティン・アイシスさんのインタビューを掲載する。 10年ほど日にお住まいのジャスティン・アイシスさんは昼間はローカライズ関連の仕事を続ける一方、夜は作家・編集者として暗躍している。彼はChômu PressとSnuggly Booksという英国を拠地とする小出版社に深く関わるメンバーだ。これまでにモデル、ラッパー、動画アーティスト、黒魔術のオカルティスト(!)などの多彩な活動も行ってきたが、アンソロジストとしてはDadaoism (edited by Justin Isis and Quentin S. Crisp, 2012, Chômu Press) とDrowning in Beauty: The Neo-Decadent Anthology (edited by Justin Isis and Daniel Corrick,

    ジャスティン・アイシスさんインタビュー|Rikka Zine
    t_f_m
    t_f_m 2019/05/28
    "2018年に翻訳小説をたくさん出した出版社を特集していて、なんとSnuglly Booksもランクイン" / "で、うちが大学出版会やもっと大手出版社と変わらないくらい翻訳小説の点数を出してるなんて、そんなに状況は悪いのか"
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