日本ジビエ振興協議会は8日、長野トヨタ自動車と共同開発したジビエ(野生鳥獣)の移動式解体処理車を東京都内で披露した。ジビエの食肉利用は衛生上の問題で、捕獲後2時間以内の処理場への運搬が困難だった。だが、処理車があれば捕獲後に短時間で処理が可能になる。今月から長野県富士見町を皮切りに全国で処理車を使った実証実験を始め、ジビエ料理の普及につなげる狙いだ。 車両は2トントラックで、普通自動車免許での運転が可能。内部には洗浄・保冷設備を備え、内臓を取り出し、枝肉にするまでの解体が行える。肉は天井のレールからつるしたまま処理でき、シカ2~5頭を冷蔵できる。価格は1台約1700万円だが、国が購入費の半額を補助するという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く