鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳では、連続的に噴火が発生していて、新たに火口内の西側付近からも噴煙が上がり量が増えています。また、6日明け方には火口内で大きな噴石が飛んだことも確認され、気象庁は噴火警戒レベル3を継続し、火口からおおむね3キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。 今月1日に噴火が始まった際には噴煙は、火口内の東側付近から上がっていましたが、6日朝は、新たに西側付近からも上がっているのが確認されました。 これに伴って噴煙の量が増え、噴煙の高さも6日正午までに最大でおよそ2100メートルに達したほか、5日夜遅くからは火山性微動の振幅も大きくなっています。 また、監視カメラによる観測では、6日午前4時40分ごろに火口内で大きな噴石が飛んだことが確認されたほか、火山性地震も多い状態が続いていて、午前7時ごろからは浅い場所を震源とする振幅の大きな「低