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2008年5月2日のブックマーク (2件)

  • 鎌倉の自宅ではたらく、父子2人のIT企業

    大学院卒業を目前に控えたある日。携帯電話が鳴った。父からだ。「お前の実印、どこだ?」。何のことか分からないまま答えた。「机の2番目の引き出しにあるよ」 その実印で父は、1つの会社を登記した。「株式会社ワディット」。名字の「和田」と「IT」をひっつけた。父の和田正則さん(59)と息子の裕介さん(26)、2人だけのIT企業。所在地は神奈川県鎌倉市。自宅だ。 社長は裕介さん。「大学院を卒業したら、いきなり社長になっていた。特に会社でやりたいこととか、なかったんですが……」。2006年9月、24歳のころだった。 Webの「あちら側」「こちら側」という考え方がある。梅田望夫さんが「ウェブ進化論」(ちくま新書)で提唱して広まった。あちら側とはGoogleAmazonなどがサービス展開するWebの世界。こちら側とは、企業内の情報システムなどローカル環境のことを指す。 「あちら側とこちら側をつなぐ試みは

    鎌倉の自宅ではたらく、父子2人のIT企業
  • 鎌倉の自宅ではたらく、父子2人のIT企業

    「自分は何歳まで働けるだろう」――定年を目前にし、考え直したという。経済的な問題ではなく、生きがいとしての仕事をいくつまでできるか。考えた結果は70歳。70歳までの十数年で、何ができるだろうか。 会社では化学技術者としてキャリアを積み、40代でシステム部門に異動。工場の生産管理システムや社内の部署間システム構築を手がけた。システム子会社立ち上げに関わり、辞める直前は、SAPの全社導入プロジェクトをサブリーダーとして取り仕切った。 SIベンダーによるシステム構築に、矛盾と限界を感じていた。「ベンダーはいわば、おこがましい。業務の仕組みはすでにあるのに、それを新たに『開発』しようとする」 ユーザー企業の業務を知らないSIベンダーは、システムに合った業務フローを“開発”してしまう。その結果、業務に合わないシステムが生まれ、結局は誰も使わない。この構造を変え、ユーザー主導の「当に使える」システム

    鎌倉の自宅ではたらく、父子2人のIT企業
    t_furu
    t_furu 2008/05/02
    父が、すごいアクティブなんだ。うらやましい