塩化チオニルリチウム電池 塩化チオニルリチウム電池(えんかチオニルリチウムでんち)は、一次電池のうち、負極に金属リチウムを使用するリチウム系電池の一種。東芝電池の商品名は「ウルトラリチウム」。 概要[編集] リチウム系の一次電池の中では最も高い3.6Vの高電圧と使用温度範囲が広いのが大きな特徴の電池である。 組込み用部品として販売されている電池である為、一般にはあまり流通していないが、IoT関係の電源として使われているから、近年ネットでも結構売れている[要出典]。 落下や衝撃を与えると内部の塩化チオニルが漏れて塩化水素や亜硫酸ガスが発生するので取り扱いには注意を要する。 陽極が液体の構造上、塩化チオニルリチウム電池は縦置き、もしくは横置きで使用される。 IEC定義の単電池系を表す記号はE、形状を表す記号は、コイン形、円筒形がR、四方形(角形、平形)はFを使用する。 記号「E」は、以下の電気