「ガートナー ITインフラストラクチャ&データセンター サミット2017」(開催期間:2017年4月26~28日)の2日目、「町工場でも成果の出せるIoT! ~昭和の機械も接続~」と題した基調講演を旭鉄工が実施した。年商158億円の同社は、国内に2カ所の工場を持っている。決して大規模とは言えない工場だが、生産ラインをIoT化により、3億円超の設備投資を削減できたという。 「生産ラインのIoT化により、3億3000万円の設備投資が削減できた」――。 これは、トヨタ自動車を主な取引先とする自動車部品メーカーの旭鉄工において、生産ラインのIoT化に取り組んできた黒川隆二氏の言葉だ。もともと旭鉄工の経営企画部で次長だった同氏は、現在は旭鉄工が自社工場の生産ラインをIoT化するために開発した「製造ラインモニタリングシステム」を他社にも販売するために昨年新設した会社、i Smart Technolog
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