「私はかわいくない」思い続けた 「すべてが報われた気がした」 「かわいい」自由に感じている 女の子は「お手本」に出会うのが早い。ファッション雑誌を見ながら、友人に「これ、かわいいよね」と言われると、例えひっかかりがあったとしても、「うん、かわいい」と言ってみる。そして、自分の目を「お手本」に合わせていくーー。 「身長140cmの私はダンサーになれない」。そう思っていたちびたさんは、着ぐるみの中の人「スーツアクター」の道を見つけた。今はお気に入りの服や自作のコスチューム、そしてお面をつけてイベントに出る。コンプレックスに悩み向き合い、そして自分だけの「かわいい」に出会うまでの道のりを聞いた。 そこにいたのは、とても小柄な女性だった 身長165cmの記者が近付くと、完全に見下ろす形になった。140cm、とても小柄な女性が、待ち合わせ場所に現れた。 ちびたさんは、キャラクターの着ぐるみの「中の人
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