(写真=YamabikaY/Shutterstock.com) IOTA(アイオータ)やByteball(バイトボール)という暗号通貨をご存知だろうか。いま、ブロックチェーンとは異なる、DAG(有向非巡回グラフ)を利用した上記の暗号通貨が期待されている。ブロックチェーンでは、あるブロックに着目したときに、前後につながるブロックが必ず1つになるのに対し、DAGではブロックチェーンと同じように「向き」があるものの、あるブロックの前後には複数個のブロックが同時に連結可能という特徴がある。また、DAGでは、ビットコインのようなブロックサイズの概念がないため、理論上は無限の量のトランザクション(商取引)を処理することが可能である。現在ではビットコインの送金に数分、場合によっては数日かかることもあるのに対し、DAG構造を持った暗号通貨では、一瞬で送金することが可能である。 DAGが使用されている暗号通