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BookとSocietyに関するt_ommyのブックマーク (3)

  • 「共同幻想論」を知るためのブックガイド | 考えるための書評集

    社会は言葉でつくった幻想の世界を共同で信じ、それを実体のものと思いながら暮らしている。この考え方を「共同幻想論」というが、この言葉の編み込んだ世界を「世界そのもの」と思い込む勘違いから抜け出すのはなかなかむづかしい。相対化、客観化がむづかしいのである。 その認識を理解するためのブックガイドを13年前、97年につくった。もう一度、再録したいと思う。共同幻想論を理解するための一助になればいいと思う。 著者はイギリスの反精神医学者であるが、このは「分裂病」という診断が、いかにまわりの人たちの「悪意」によって下されるか、ということを描いた、まわりの人たちの見解や評価といったものがどんなに恐ろしいものなのか、まざまざと思い知らせてくれるである。 緊密に結びついた家族や集団は、空想的体系によって「現実」を捉えており、それがかれらの世界「そのもの」、世界の「事実」となっているのだが、そこから脱出しよ

  • 戦後の世界経済が俯瞰できる本 - Chikirinの日記

    「今年は無職だし、でも読むか」ということで、「月に2冊はを読む。(ただし暇な月のみ)」という目標を立てました。やや目標が低めではないかと思われるかもしれませんが、これでいいんです。あんまり高い目標をたてると大変ですから。 で、早速1冊読んでみました。 経済危機のルーツ ―モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか 作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/04/09メディア: 単行購入: 3人 クリック: 74回この商品を含むブログ (36件) を見る 尊敬する野口悠紀雄先生のです。元々は2008年-2009年の週刊東洋経済の連載なので、ちきりんも一度は読んでるんですけど、で通して読んでみたらその内容が非常によく理解できました。 戦後の世界経済の変遷が概観されてます。(のタイトルとはやや違います。)ここでは世界大戦が終結した1945年からリーマン

    戦後の世界経済が俯瞰できる本 - Chikirinの日記
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 悪用厳禁!「プロパガンダ」

    「だまされた」と思わせずに大衆を騙すテクニックがわんさと紹介されている。 広告・政治宣伝のからくりを見抜くスゴ。コマーシャルで衝動買いしたり、連呼されるワンフレーズ・ポリティクスに洗脳されることはなくなるだろう。マスメディアの欺瞞を意識している方なら自明のことばかりかもしれないが、それでも、ここまで網羅され研究し尽くされているものはない。 もちろん、チャルディーニの「影響力の武器」と激しくカブってる。その研究成果が幾度も引用されており、暗黙のお返しを求める返報性の罠や、小さなものから大きなコミットメントを求める一貫性の自縄自縛のテクニックなんて、そのまんまだ。 しかし、破壊力が違う。「影響力の武器」を一言であらわすならば、「相手にYesといわせる」ことを目的としているが、書はそれに加えて「相手を説得し、積極的に賛同させる」ことがテーマなのだ。さらに、一人ふたりではなく、大衆レベルで実現

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 悪用厳禁!「プロパガンダ」
    t_ommy
    t_ommy 2008/09/09
    大衆は、最も慣れ親しんでいる情報を真実と呼ぶのである
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