タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/abu_mustafa (28)

  • 中東の窓 : 教皇はイスラム諸国とは比較にならないウイグル人権擁護者?

    教皇はイスラム諸国とは比較にならないウイグル人権擁護者? 2020年11月25日 12:45 キリスト教イスラム この仏紙の記事は最近の仏や西欧とイスラム諸国との対立と関係しているのでしょうね? al qods al arabi net は、仏のkiberation 紙が、教皇が最近、中国のウイグル族(多くがムスリム)に対する中国政府の人権無視の抑圧を非難したが、多くのムスリム国家がこの問題で知らぬ顔を決め込んでいる時に、キリスト教の指導者がムスリムのウイグル人の守護者になったとの記事を掲載したと伝えています。 記事は更にもう一つのムスリムに対する厳しい弾圧事件のビルマのロヒンジャ問題でも強硬派毅然として態度をとっているとしています 記事は、ウイグル人迫害問題で、多くのムスリム国家は中国との関係(政治経済関係、さらに国際関係における中国の重み等)を考慮して、ウイグル人の苦境を見て見ぬふりを

    t_thor
    t_thor 2020/11/25
  • 中東の窓 : 南コーカサス紛争

    南コーカサス紛争 2020年11月10日 12:56 コーカサスロシア ナゴルノカラバッハを巡るアルメニアとアゼルバイジャンの戦いは、少なくとも取りあえずは停戦が実現した模様です。 これはロシアや当事国が発表したもので、停戦はこれまでもロシアが斡旋して2回実現していますが、その都度破られて戦闘が続いていました、その点で今回はロシア軍がPKOとして紛争地域に駐屯することとなって居るので、前2回よりは安定したものとなることが期待されます。 今回の紛争では、どうやらアゼリ軍がトルコの支援を受けて優勢に事を進めていたようで、先週からはナゴルノカルバッハの第2の都市で戦略要地のshushiが攻略され、当初アルメニア側は同市が陥落したことを否定していましたが、9日だったかには同市の陥落を認め、また同地域の州都にアゼリ軍が迫っている等アゼリ軍が包囲を狭めていたことが背景と思われます。 このためアゼリ大統

    t_thor
    t_thor 2020/11/10
  • 中東の窓 : 米大統領選と中東

    米大統領選と中東 2020年11月08日 12:50 中東関連アメリカの外交政策 友人から米大統領選挙の中東に対する影響について聞かれますが、投票結果ではバイデンが当選したものの、トランプは敗戦を認めず、あの手この手でひっくり返そうとしているようで(しかしバイデンの当選に対する米各地の反応を見ていると、今更ひっくり返せるとは思われないが・・・・バイデンの格調高いスピーチに比し、トランプは如何にも敗戦の将らしい、ぼそぼそとしたはなしかたで…・それでも例の品性の全くない話し方は変わらないが・・・)中東という地域は常に米国の政策の最大の影響を受けてきた地域だけに、頭の体操として、取りあえずの考えをまとめておきます。たぶんこのような見方は時期尚早でしょうが・・・・・ ・中東の多くの人の期待に反して、このところ米国の中東に対する関心は極めて下がっている。これはなにも昨日から始まったものではなく、オバ

    t_thor
    t_thor 2020/11/09
  • 中東の窓 : サウディ記者殺害に対する最終判決

    サウディ記者殺害に対する最終判決 2020年09月08日 19:05 サウジアラビア人権 内外のマスコミも大きく報じているかと思いますが、アラビア語メディアは、サウディ人でWP紙の記者として、サウディ体制(特に皇太子)の独裁体制に批判的であったハショギのサウディのイスタンブール総領事館における殺人事件に関して、殺人罪等にとわれたサウディの治安関係者8名に対し、サウディの最終的裁判所は、これまでの死刑を含む判決を訂正し、全員に対して20年から7年の禁固刑を科したと報じています。 https://www.aljazeera.net/news/2020/9/8/%d9%82%d8%b6%d9%8a%d8%a9-%d8%ae%d8%a7%d8%b4%d9%82%d8%ac%d9%8a-%d8%a7%d9%84%d8%b1%d8%a6%d8%a7%d8%b3%d8%a9-%d8%a7%d9%84%d

    t_thor
    t_thor 2020/09/09
  • 中東の窓 : シリア・トルコ国境での軍事衝突間近?

    シリア・トルコ国境での軍事衝突間近? 2019年10月05日 21:18 トルコクルド イラクの騒擾は益々深刻さを増しつつあることは先ほど報告した通りですが、トルコとクルド勢力の衝突もごく間近の可能性が出てきました。 ・トルコのエルドアン大統領が、繰り返しシリアのトルコ国境に近い地域(ユーフラティス東岸)のシリア民主軍(実態はクルド勢力のYPGが中心)を排除するために、トルコ軍は準備を整えており、何時でも作戦を開始できるとなんども豪語したことは報告済みで、(何しろ彼の発言は「オオカミ少年」的なものとさえ聞こえるほどで!!)、今更ではありますが、アラビア語メディアはエルドアンが4日、与党AKPの会合で、トルコ軍の航空、陸上作戦準備は整っていて、作戦はごく間近、5日か6日にも開始されるだろうと語ったと報じています。 ・これに対して、ロイター電はシリア民主軍が、いかなるトルコの軍事的攻撃に対して

    t_thor
    t_thor 2019/10/07
  • 中東の窓 : イラン問題(総理訪問等)

    イラン問題(総理訪問等) 2019年06月14日 11:14 イランアメリカの外交政策 安倍総理のイラン訪問時に、ホルムズ海峡で、日のタンカーも含めて、タンカー2隻が攻撃を受けましたが、米国務長官はタンカーに対する攻撃はイランの支配下にある勢力によるもので、イランに責任があることは間違いないと声明しました。 このタンカー攻撃に関しては、国連安保理が緊急会合(非公式のもの)を開きましたが、非公式協議ですから、当然ながら決議は勿論声明も発出されていません。 他方、安倍総理の訪問については、13日ハメネイ最高指導者とも会談しましたが、未だ日政府からの詳しい発表はないと思いますが、アラビア語メディアは、ハメネイ師は、米国と交渉するつもりはないと言ったとかトランプが、、メッセージを伝える価値はないとか、近く合意ができる可能性はないと言ったとかを報じています。 (前からお断りしているように、何しろ

    t_thor
    t_thor 2019/06/14
  • 中東の窓 : 米兵のシリア残留の背景(アラビア語メディアの記事)

    米兵のシリア残留の背景(アラビア語メディアの記事) 2019年03月21日 12:08 アメリカの外交政策シリア 先ほどIS最後の拠点al baghuz の戦いはほぼ終了したと報告しましたが、al arabiya net は、トランプは当初シリアから完全撤退すると公言したが、その後200名の米兵はシリアに残すと訂正した(200でしたっけ?400という数字もありましたね。トランプの発言を細かく取り上げる意味はないと思いますが…)が、その背景には、シリアを巡る戦略的状況について、トランプと米行政府や外国政府との交渉があった結果だと報じています。 一国の大統領が自分の行政府と交渉するというのも変なものですが(まあトランプのことですから何でもありでしょう)、その背景説明はなかなか興味のある見方なので、記事の要点のみ次の通り。 米安全保障チームは、クルド勢力地域が崩壊すれば、IS戦闘員を含む多数の難

    t_thor
    t_thor 2019/03/21
  • 中東の窓 : シリア情勢(al tanaf)

    シリア情勢(al tanaf) 2018年12月24日 16:04 シリアアメリカの外交政策 米軍のシリア撤収問題で重大な影響を受けるのは、シリア民主軍だけかと思い込んでいましたが、最近はほとんど報道もされないので、うっかり忘れていましたが、シリア・イラク・ヨルダンの国境地帯にあるal tanaf (アラビア語メディアでは基地55と書いている)の問題がありました。 シリア情勢全体からすれば、ここの問題は、比較的に影響するところも小さいかと思いますが、何しろシリア民主軍の中核のクルド勢力(これまでアサドとはついたり離れたりしていた)とは異なり、ここの戦闘員は基的に反政府軍ですから、彼らは米国という抑止力が亡くなったらどうなるのでろうと、正しく戦々恐々の模様です。 更に言えば、この地点はイラクからシリアを通りレバノンのヒズボッラーへ向かう、イランの陸の回廊の重要地点ですから、その意味では戦略

    t_thor
    t_thor 2018/12/26
  • 中東の窓 : イドリブ総攻撃の中止(シリア)

    イドリブ総攻撃の中止(シリア) 2018年09月18日 10:33 シリアロシア どうやら政府軍等のイドリブ総攻撃は中止になった模様です。 イドリブに関しては、ロシア―トルコーイランの首脳会議が合意に失敗した後、トルコとロシアが大統領レベル等で、鋭意協議をしてきて、17日にはクリミアのソチで首脳会議がありました。 その結果、政府軍と反政府軍との間に非武装地帯を設けることで合意が成立し、攻撃は避けられることとなった模様ですが、これはエルドアンの粘り勝ちか、プーチンも国際的な影響の大きいい攻撃には気乗り薄だったのか? このロシア―トルコの協議には、アサド政権は勿論、イランも参加していないし、また旧ヌスラ戦線に対するトルコの影響力も限られていると思われるので、まだまだ停戦が破られる可能性は残っていると思います。 いずれにしても、少なくとも、当面はロシアの支援する政府軍等の総攻撃は行われないことに

    t_thor
    t_thor 2018/09/19
  • 中東の窓 : ロシア機の撃墜(ロシアのイスラエル非難)

    ロシア機の撃墜(ロシアのイスラエル非難) 2018年09月18日 20:41 ロシアイスラエル ロシア機がラタキア沖合の海上で(シリア政府の対空砲で)撃墜されたらしいことは、既に報告済みですが、アラビア語メディア及びイスラエル・メディアは、いずれもロシアはこの事件にはイスラエルに責任があるとして、モスクワ駐在のイスラエル大使を招致して説明を要求したと報じています。 (ロシアも撃墜したのはシリアの防空部隊であることは受け入れている模様) それによると、ロシア国防省のイスラエルに対する非難は2点で、一つはこのような攻撃を、ロシアに通告したのは実際に攻撃を行う1分前だったこと、もう一つは4機のイスラエル機がロシア機の近くを通ったので、シリア防空網が誤ってロシア機を標的にしたということで、イスラエルは重大な挑発行為を行ったということのようです。 またynet news によれば、ロシア国防相はイス

    t_thor
    t_thor 2018/09/19
  • 中東の窓 : 東ゴータ情勢(停戦はどこへ?)

    東ゴータ情勢(停戦はどこへ?) 2018年03月01日 10:54 シリアロシア 東ゴータに関しては、安保理の停戦決議が無視された後、ロシアが毎日5時間の停戦を発表しましたが、依然政府軍とその同盟軍の攻撃が続いている模様です。 安保理に現地情勢を報告した国連人道問題担当事務次長補は、国連としては40台の緊急援助車両を待機させているが、5時間の停戦ではそのための時間は不十分で、またロシアの停戦発表後も、政府軍等の砲撃が続いていると語った由。 また住民の安全避難回廊として、政府軍とロシア兵が護衛している地域を通って、非難した住民は、現在のところ0であると語った由。 他方現地の市民防衛隊(白ヘルメットと呼ばれ、命がけでがれきの下から負傷者等を救出しているボランティア)によれば、28日政府軍お砲撃で、住民8名が死亡した由。 なお、2月19〜27の間の、住民の死亡は560名で、うち107名が児童、7

    t_thor
    t_thor 2018/03/02
  • 中東の窓 : シリア情勢

    シリア情勢 2018年02月08日 10:11 シリアアメリカの外交政策 シリアの情勢はますます複雑かつ深刻になりつつある模様です。 シリアの人道危機に対処するために、国連の現地人道支援調整官が、即時かつ1月の停戦を呼びかけましたが、安保理もスウェーデンとクウェイトの要請で、8日シリアの人道問題を審議するために非公式協議を開くとのことです。 シリアの現地情勢としては、政府軍機とロシア機、さらに政府軍のロケット攻撃が、ダマス近郊の東ゴータとイドリブに対して続けられており、多数の住民の死傷者が出ています 特に深刻なのが、2013年以来反政府軍の占拠する地域を封鎖してきた東ゴータで、al qods al arabi net は過去24時間で140名が死亡したと報じています。 また政府軍等の攻撃は、住宅地域、病院、学校等に向けられている由 このため、アラブ連盟事務局長も、東ゴータの状況に関して、深

    t_thor
    t_thor 2018/02/09
  • 中東の窓 : ハリリの辞任撤回

    ハリリの辞任撤回 2017年12月07日 12:12 レバノンヒズボッラ どうも、イエメン情勢の急展開等に紛れて、記事にするのをすっかり忘れていましたが、確か先にサウディで辞任を表明し、大きな話題となったレバノンのハリリ首相は、5日彼のレバノン帰国後の初閣議のあと、辞表を撤回しました。 (このことは勿論アラビア語メディアでも報じられていましたが、若干旧聞に属するためか、日のネット記事には見当たらない(それはそうだろう。トランプのエルサレム問題決定で、もちきりで、こんな古い話を報じている余裕はなさそう!)ので、取りあえず見つけた、ynet news の記事からですが、それによると、ハリリは、閣議が「レバノンは他のアラブ諸国の戦闘や内政には中立で、干渉しない」と決定したことを受けて、辞表を撤回したとのことです。 しかし、同ネットもこの意味は必ずしも明確ではない、としているように、おそらくは親

    t_thor
    t_thor 2017/12/07
  • 中東の窓 : 湾岸女性の活躍(国連)

    湾岸女性の活躍(国連) 2017年11月03日 16:31 サウジアラビアカタール いやあ、驚きました。 最近サウディでも女性の人権尊重の動きがようやく動きつつある(例えば自動車運転の来年からの解禁)様に思っていましたら、国連では女性外交官が活躍している模様です。 サウディは、国連がhothy 連合を支援しているのはけしからんとして、教育費の支援に対して、国連総会の特別政治委員会で非難したようですが、写真の通りサウディと書かれたところで演説をしているのは女性外交官です。 因みにもっと進んでいるのはカタールで、別の報道ではカタールの国連常駐代表がイスラエルの入植地を非難したとしていますが、こちらの方は名前も出ていて、名前の最後のところがal thaniとなっているので、彼女は王族でしょう。 (サウディ女性の活躍をほうじるal arabiya net はサウディ系である所為か、名前は勿論、外交

    t_thor
    t_thor 2017/11/04
  • 中東の窓 : 北朝鮮のエジプトへの秘密の武器輸出(米誌報道)

    北朝鮮のエジプトへの秘密の武器輸出(米誌報道) 2017年10月02日 22:07 エジプト北朝鮮 al qods al arabi net とal jazeera net は、米washington post 紙が、エジプトの税関がエジプト向けに極秘裏に輸出されるところであった北朝鮮のロケット弾を摘発したと報じていると伝えています。 記事の要点は次の通りですが、問題は、この摘発で、国連の禁止している北朝鮮の武器輸出が、同国の経済を支える外貨源として秘密裏に行われていて、エジプトのような米国の同盟国も、安い武器の入手先として今でも北朝鮮を使っているということが改めて確認されたことのようです。 記事は北朝鮮の古い武器等を安く密輸出する秘密の国際マーケットができていると報じています。 件の武器は、60年代にソ連で製造された!RPG7ロケット砲弾24000発等(おまけにそれらの武器には2006年

    t_thor
    t_thor 2017/10/03
  • 中東の窓 : イスラエルハイレベル代表団の訪米(米の政策に対する失望)

    イスラエルハイレベル代表団の訪米(米の政策に対する失望) 2017年08月21日 18:18 イスラエルアメリカの外交政策 y net news は、イスラエルの軍、情報機関のハイレベル代表団が訪米し、シリア問題等について米側と意見交換したが、シリア内戦の終結にはイラン及びヒズボッラーのシリアからの撤収を含むとの、明確なコミットを米から得られなかったので、失望していると報じています。 記事によると、代表団はモサドの長、軍情報機関の長、安全保障会議副議長等が含まれ、米国では情報コミュニティの長(複数)、NSC専門家、中東特使等と会談し、イスラエル側からは、シリアの現状に関する率直な情報を提供し、話し合いは率直で友好的であったが、シリア内戦の終結にはイランとヒズボッラーの撤収が必要とのコミット、を得られずに失望したよし。 イスラエル側としては、米政権が直面する種々の国内問題、北朝鮮問題で、米国

    t_thor
    t_thor 2017/08/22
  • 中東の窓 : サウディの対イエメン政策(全くの仮説)

    サウディの対イエメン政策(全くの仮説) 2017年07月08日 21:11 イエメンサウジアラビア 最近、特にal qods al arabi net やal jazeera net 等では、盛んにUAEの南イエメンに対する干渉というか、介入の話が報じられていて、また現地事情にお詳しい様子の読者の方からも、UAEはアデン等南イエメンの切り取りを策しているとのコメントが寄せられています。 当然背景には、最近のカタール対アラブ4国の対立があることは否めない事実かと思いますが、それにしてもイエメンに対するアラブ諸国の介入はアラブ連合軍で、その圧倒的な部分を占めるのはサウディ空軍で、UAEにしろ誰にしろサウディの意向にお構いなしに、またはこれに反して動くとは考えられません。 ところが、サウディというのは何しろ秘密主義の最たる国ですから、この問題について、いかなる考えを有しているのか、さっぱり報道等

    t_thor
    t_thor 2017/07/10
  • 中東の窓 : 皇太子の交替(サウディ)

    皇太子の交替(サウディ) 2017年06月21日 15:33 サウジアラビア湾岸 これまた突然のことで(というか報道としては、これまで全く関連のニュースも流れていなかった)驚きましたが、サウディ国王は21日、これまでの皇太子に代え、これまで副皇太子であった息子のMohammed bin Salman を皇太子に任命しました。 このニュースは、アラビア語メディアおよびy net news がいずれも大きく報じていますが、いずれも速報ベースというか、その背景等についてはy net news が若干の推測を試みているほかは、とにかく事実関係だけを報じています。 それによると、Mohammed bin Salman殿下はf現在の国防相の地位も維持し、さらに副首相の地位にも就くよし。 この決定は有力王族からなる「忠誠評議会」メンバー34名のうち31名も支持したよし(残りの3名は反対したのでしょうか?

    t_thor
    t_thor 2017/06/21
  • 中東の窓 : ラッカ後をめぐるイランと米の競争(アラビア語メディのコメント)

    ラッカ後をめぐるイランと米の競争(アラビア語メディのコメント) 2017年06月16日 11:51 イランアメリカの外交政策 al arabi net は表記の記事を載せているところ、格別新しいことはないも、最近シリア情勢で注目を浴びているラッカからデリゾルさらに、イラク国境にかけての米とイランの競合について、、かなり詳しいコメント(もしかするとスポンサーのサウディの見方を反映した?)をしているので、とりあえず記事の要点のみ。 ・ラッカの陥落は時間の問題であるが、問題はその態様とその後の情勢である ・米国は、シリア民主軍SDFが最適のパートナーとして、彼らの攻撃でラッカが陥落した後は、シリア北部のmanbiij での場合と同様に、住民が街に戻り、自分たちで行政を行うことを期待している。 これに対して、米軍は地雷除去、水道の復旧等の支援をする考えである。 また米国としてはラッカの陥落は、IS

    t_thor
    t_thor 2017/06/17
  • 中東の窓 : カタール問題(CNNの報道)

    カタール問題(CNNの報道) 2017年06月07日 08:52 カタールテロ まだ日のアラビア語メディアは読んでいませんが、朝から驚いたので、とりあえず一言だけ 0800のCNNでは、米国の取り締まり当局によると(FBIのことか?)、今回のカタールとサウディ等アラブ諸国の関係断絶は、アラブ諸国を分裂させようとして、ロシアハッカーカタール通信をハイジャックし、偽の情報をもごりこませたことから起こったものだと報じています。 そして米捜査当局が、調査のためにカタールに捜査員を送るとのことです。 確かに今回の事件の発端が、カタール首長の徴兵兵士の卒業式典だっかでの発言(イランとの関係を称揚し、トランプ大統領を非難した内容だったかと思う)が、ねつ造されたものであるとカタールが主張し、サウディ等はこの主張を無視してカタール攻撃を続けていたことにあることは、このブログでも報告した通りです。 サウ

    t_thor
    t_thor 2017/06/07