NTTドコモは、海外でのiモード端末の拡大を目指し、ノキアが開発する端末向けソフトウエア基盤向けのアプリケーション・ソフトウエアを開発した。同社が提携する通信事業者に提供する。海外でのiモード事業に関して同社は、これまではライセンス契約で拡大を図っていた。ただし、iモード用アプリケーションの開発コストが膨大になるため、開発を躊躇する端末メーカーが少なくなかった。 今回NTTドコモが開発したアプリケーションは、ノキアのソフトウエア基盤「S60(3rd Edition)」向け。iモード・メールやWebブラウジング、iアプリ、iチャネルなどが利用できる。既にブルガリアのGLOBUL(グロブル)社が、同アプリケーションを搭載した3機種(Nokia 6120 classic、Nokia N73 Music Edition、Nokia E65)のiモード端末を発表している。
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