三重県四日市市の県道で、走行中の前の車を追い抜いて停車させ、運転していた20代の男性会社員に暴行したとして、四日市西署は5日、道交法違反(通行区分違反)と暴行の疑いで、同県菰野町千草の無職、松岡紀彰容疑者(77)を逮捕した。 同署によると、男性の車のドライブレコーダー映像が動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿され、視聴者からの匿名の通報で発覚。映像に写っていた車のナンバーなどから、松岡容疑者が浮上した。道交法違反は認めているが、暴行は否認しているという。 逮捕容疑は1月13日午後1時ごろ、同市西村町の県道で乗用車を運転中、男性の乗用車を反対車線に回り込んで追い越し、進路をふさいで男性の車を停車。男性の車に近づいて「わざとゆっくり走っとんのか」「ばかたれ」などと暴言をはき、運転席の窓から手を入れて男性の手に触れたとしている。