広島県で路面電車やバスを運行する会社が、本人の希望に沿って安定して働ける環境を整えるため、すべての正社員を対象に、所定の勤務時間を柔軟に短縮できる制度を来年度にも導入することになりました。深刻化する人手不足に対応して働く人を確保しようという狙いがあります。 現在は週40時間としている正社員の所定勤務を一定期間、柔軟に短縮できる制度で、例えば「1日3時間だけ働く」とか「午後3時以降に働く」という人でも正社員として働き続けることができます。 制度を利用する際に理由は問わないこととし、子育てや介護に限らず活用できるうえ、希望すればフルタイムの正社員に戻ることも可能です。 給与体系については今後、詳細に検討しますが、労働時間が短くなった分は基本給から差し引いて支給する見通しです。 この制度は入社直後から利用でき、会社では制度の導入で、正社員の労働時間が減った分を新規採用を増やしたり、定年退職した人