オリックスの田口壮外野手(42)が、戦力外通告を受けていたことが4日、分かった。メジャーでの8年間を含むプロ生活20年、日米通算1601安打を誇るベテランは、今後も現役続行に向けて調整を続けていく模様だ。 CS進出に向けて厳しい戦いが続くチームから離れ、8月29日から「再調整」で2軍落ちしている田口。スポーツ報知の取材に「今はチームにとって大事な時期。僕個人のことで、周囲に迷惑を掛けたくないので、コメントはできない」と話したが、球団関係者の話を総合すると、すでに数日前に「戦力外」を通告されたようだ。 91年のドラフト1位でオリックスに入団。フリーエージェント(FA)で02年から海を渡り、カージナルスなどでプレー。06年のカ軍世界一に大きく貢献した。昨年に日本球界へ9年ぶり復帰。チームでは当時の球団日本人選手トップとなる年俸8000万円プラス出来高2000万円で1年契約を結んだ。ベテラン