本日、6月15日はみちのくプロレスや大阪プロレスでレフェリーとして活躍したテッド・タナベさんの七回忌となる。三沢光晴さんとの突然の別れが日本中を覆い尽くした翌日、テッドさんはMoveOnアリーナでその日のメインを裁き終えると倒れ、翌日帰らぬ人となった。 昨日のみちのく後楽園大会では遺影が用意され、笑みを浮かべながら観戦していたテッドさん。前夜におこなわれた三沢さんのメモリアルナイトは多くの皆さんによって伝えられたが、ここでは七回忌にあたり改めてテッドさんのことをひとりでも多くの方へ知っていただくため、ある文章を公開させていただく。 ▲みちのく6・14後楽園大会オープニングで歌う気仙沼二郎をニコニコ顔で見つめるテッドさん。この後、本部席にて全試合を観戦した ひとつはテッドさんが亡くなる前に書いたもので、当時の週刊プロレス連載コラム「週プロ野郎」として掲載されるはずだった。だが、それを入稿した