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2009年2月3日のブックマーク (2件)

  • 次世代モバイル放送の「MediaFLO」は国産方式との共存を狙う

    MediaFLOの技術的な優位性とは。 ワンセグは家庭内に固定して使うテレビ放送を発展させたものだが,MediaFLOははじめから移動体通信で使うことを想定して開発した技術だ。例えば,受信した電波の中からユーザーが視聴している部分だけを復調することで消費電力を下げる機能を備える。テレビ放送の映像は可変ビットレートで送信するため,周波数あたりの送信データ量を上げやすいというメリットもある。 テレビ放送をすると同時に,空いた帯域を利用して,映像データを送信し,端末のメモリーに保存する蓄積型配信サービス「クリップキャスティング」が利用できる。これで,地下鉄など,電波が届かない場所でも映像が楽しめるというわけだ。天気やニュースなどの情報を端末に送信する「IPデータキャスティング」機能もある。 総務省が国内の技術方式としてMediaFLOを選ぶ可能性は。 現在,総務省から委託を受けた電波技術協会(r

    次世代モバイル放送の「MediaFLO」は国産方式との共存を狙う
  • ネット利用の主役へ躍り出るモバイル:[高速化/多様化]無線も100Mビット超へ,固定通信との区別が無くなる:ITpro

    「今後,10Mビット/秒以下の通信はモバイルに移行する。モバイルが固定通信の市場を侵していく」。スウェーデンのエリクソンのミカエル・ハレン 政府&産業担当ディレクターは,モバイル通信の高速化による変化をこのように展望する。同社は2009年末までに,端末と基地局間で最大150Mビット/秒の通信を実現するLTE対応システムを投入する。これにより,「一度に複数のユーザーがアクセスしても,それぞれのユーザーに5M~10Mビット/秒の速度が確保できる」(ハレン氏)。その速度は,固定通信のADSL回線に相当する。固定通信は光回線が主流となり,それ以外はLTEなどの無線通信が担うという将来像を同氏は描いている。 実際,ユーザーのアクセス状況も大きく変化している。「2006年ころは最もデータ通信を使うユーザーでも,月間の総利用量は1000万パケットだった。iPhoneなどが登場した現在では,1億パケット

    ネット利用の主役へ躍り出るモバイル:[高速化/多様化]無線も100Mビット超へ,固定通信との区別が無くなる:ITpro