件の授賞式へ行ってきた。 来賓の方々の豪華さは相当なもので、主賓であるビートたけし御大から始まり、敬称略でいくが、笑福亭鶴瓶、所ジョージ、三浦友和、宮沢りえ、亀田兄弟、果ては長嶋茂雄である。 で、末席に私。 「コネ授賞」と言われてもおり、ハッキリ言って肩身は狭かった。 同じく受賞者の、オードリーや、U字工事のような存在が既に証明されている芸人と私は違う。 もう一度言おう、肩身は狭かった。 と、気持ちの置き場が定まらないまま式は順調に進行していった。 こういう場合気負って「かましてやれ」とやって良いことなどない。私は武器であるネタ以外何一つ用意しないでおくことにして、式をボンヤリと眺めた。そして表向きは人のスピーチにリアクションをとって笑ったりして不安定な気持ちを誤魔化した。 しかし、それにしても何故自分は肩身が狭いのだろう… 自分のプレッシャーなど浅田真央のプレッシャーに