「東京ポッド許可局」をご存知の方なら、プチ鹿島についてもよくご存知だと思う。 あるいはトークイベントで上祐史浩、鳥肌実、貴闘力、山本太郎、戸塚宏などの濃厚な相手と渡り合う姿で知った方も多いかもしれない。 知らない方も以前書籍化された『東京ポッド許可局』の「局員語録」の中からいくつか彼の言葉を引くだけでも彼がいかに鋭い視点を持った批評型芸人であることが分かるだろう。 「半信半疑っていう状態が精神状態がいちばんベスト」 「江頭(2:50)さんをどう見るかっていうのが女の一つのバロメーターになるんだよね」 「ギャンブルやってると、自分との対話に最終的には気付く」 「野暮なことをやってるんだから。それを芸にしてんだから」 そんなプチ鹿島が『うそ社説』なる電子書籍を上梓した。 ここではプチ鹿島は「時事芸人」という絶妙な肩書きを名乗っている。それについて本書の「はじめに」で以下のように解説している。