Event. 「ハーブ&ドロシー」アートの森の小さな巨人。 ハーブ&ドロシー・ボーゲル夫妻は、結婚直後1960年代から現代アートのコレクションをはじめます。夫のハーブは郵便局員、妻のドロシーは図書館司書。住まいはマンハッタンの小さなアパート。ハーブの給料を作品購入にあて生活費はドロシーの給料で賄います。 作品を買う基準はふたつ。 自分たちの収入に見合ったもの、アパートに入る大きさのもの。 当時無名だった作家たちはどんどん有名になり、彼らのコレクションの価値は高まり、メディア等で取り上げられるようにもなり、美術界では有名なコレクターになっていったのです。30年に及ぶコレクションは、アパートの部屋中いたる所に溢れかえり、ふたりは作品のほとんどをワシントンのナショナル・ギャラリーに寄贈します。 映画は多くの作家たちのインタヴューを織り交ぜながら、現在80歳を超えた夫妻に密着し、二人の人生に迫って