C3Aの瞬結でコンクリートがこわばらないように、一般的にクリンカーに3~4%の石膏を添加して粉砕してセメント粉末としている。 中庸熱ポルトランドセメントは、C3Sの含有量が50%以下、C3Aが8%以下。水和熱が材齢7日で290J/g以下、材齢28日で340J/g以下。 低熱ポルトランドセメントは、C2Sの含有量が40%以上C3Aが6%以下。水和熱が材齢7日で250J/g以下、材齢28日で290J/g以下。 早強ポルトランドセメントは、C3SやC3Aの含有量規定無し。 耐硫酸塩ポルトランドセメントは、C3Aが4%以下。 セメントの少量混合成分 (2019年改正) 「少量混合成分」が明確に定められた。成分は高炉スラグ、シリカ質混合材、フライアッシュ、石灰石。 高炉スラグ=高炉水砕スラグとコンクリート用高炉スラグ微粉末の2種類。 シリカ質混合材=二酸化ケイ素を60%以上含むもの。 フライアッシュ
寒冷地域にて使用する表面含浸材の耐久性能試験,コンクリート工学年次論文集,Vol.29,pp.553-558,2007 http://data.jci-net.or.jp/data_html/29/029-01-2093.html *論文中の「表面含浸材A」=『CS-21』 配水池の経年劣化に対する「けい酸塩系表面含浸材」の効果検証報告,全国会議(水道研究発表会)講演集,pp.518‐519,2017 https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201702235437498387&rel=0 *論文中の「けい酸塩系表面含浸材」=『CS-21』 ひび割れが生じたHPFRCCの含浸剤塗布による遮水性改善効果,農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.402-403 , 2010 http://soil.en.a.u-tokyo.ac.jp/jsidr
軟弱地盤処理工 【令和6年3月現在の登録技術で作成】 ■深層混合処理工(機械攪拌工法)[スラリー混合方式] ■深層混合処理工法(高圧噴射攪拌工法) ■表層混合処理工法(浅層混合処理工法・中層混合処理工法) ■薬液注入工法 ■残土処理工 コンクリート構造物補修工 【令和6年3月現在の登録技術で作成】 ■表面含浸工法 ■断面修復工法 ■ひび割れ補修工法 ■表面被覆工法 ■電気防食工法 道路舗装工 【令和6年3月現在の登録技術で作成】 ■アスファルト舗装工 ■舗装版ひび割れ補修工 擁壁・法面工 【令和6年3月現在の登録技術で作成】 ■補強土擁壁工 ■大型ブロック積擁壁 ■落石防止網(ロックネット) 工法抽出の事例 軟弱地盤処理工 地盤改良【固結工法】 コンクリート構造物の補修工 表面被覆工法 / 断面修復工法 / 表面含浸工法 ひび割れ補修工法【高圧注入】 / ひび割れ補修工法【低圧注入】 法面
鉄道用複線PC単純T形桁橋(合成路盤)の建設において、横組スラブおよび張出しスラブに図-1に示すようなひび割れが発生した。支間長は23mであり、ひび割れはスラブ横断方向(橋軸直角方向)に10~15本(約2m間隔)発生しており、断面を貫通するもの、下面のみのもの、上面のみのものなど様々であった。ひび割れの幅は0.1mm程度のものが多く最大でも0.2mmであった。当該工事の場合には、ひび割れ対策のための収縮目地として設計図面に従い橋軸直角方向に5m間隔に深さ10mmの目地を設置していた。しかし、その部分以外の場所にひび割れが発生し、収縮目地部にひび割れを誘発することができなかった。なお、地覆部分には目地は設置されておらず、かつひび割れの発生は認められなかった。 スラブコンクリート(厚さ300mm)の施工手順は図-1に示すとおり(①→④)であり、コンクリートの打込みは1月~8月に行い、配合は「普
高速自動車道路の地下トンネルに接続するインターチェンジのランプを構築中のことである。6月に底版、7月~8月に中床版、8月~10月に壁、9月~11月に頂版のコンクリートを打ち込んだ。図1は横断面図であり、コンクリートのリフト割を示す。構造継手の間隔は40mであり、継手間を1ブロックとしてコンクリートを打ち込んでいる。頂版コンクリート打込み後、1ヶ月の養生を経て、頂版の型枠及び支保工を外したので歩けるようになり、パトロールをしていたところ、頂版にひび割れが生じているのを見つけた(写真1、写真2)。 側壁の厚さは2m、頂版の厚さは1.5mであり、部材の厚さが80cm以上であることから設計段階でマスコンクリートとして1)取り扱われていた。このためセメントは中庸熱ポルトランドセメントが指定されていた。設計基準強度は24N/mm2である。 構造物全体のひび割れ状況を調査した結果、ひび割れは底版、中床版
コンクリート構造物の表層を緻密化し耐久性向上を図る 表面含浸材「CS-21」 概要 「CS-21」は、けい酸ナトリウムを主成分とする無色透明・無臭の無機質水溶液で、反応型けい酸塩系表面含浸材※1に分類される材料です。 「CS-21」は、硬化したコンクリートの表面に塗布または散布することで浸透し、コンクリート中の未水和セメントやカルシウム成分と反応して固体結晶が形成されることでコンクリートが緻密化します。これにより、コンクリートに存在する微細なひび割れや空隙が充填され、水および各種劣化因子の侵入を抑制できることからコンクリート構造物の長寿命化に貢献します。 ※1:土木学会コンクリートライブラリー137けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)2012.7 特徴 「CS-21」の緻密化および充填効果により、損傷の無いコンクリートの表面だけでなく、劣化因子の侵入しやすいひび割れ部や打継部の中性化
当社の仕事は舞台で言えば黒子のように目立ちはしないものの、なければ構造物の品質の影響を左右する重要な存在です。しかし3K・古い組織体制のイメージが強く、職人の減少や高齢化が深刻な問題となっています。 当社ではそのようなイメージを業界に先んじて脱却することを目標としています。 アーティスト気質で「ただ良いものを作る」ことに没頭できる職人の想いや文化を継承しながらも、時代に即した働きやすい環境を整える努力をしています。 土木の作業はAIや機械に全て取って代わられる仕事ではありません。職人の手によって社会の基盤を作りませんか?経験者・職人さんで、もっといい環境で高みを目指したい方、お待ちしています。 左官の技術・経験をお持ちの方鏝を使って塗る技術と使う道具や材料の知識がダイレクトに生かされます。また、現場の状況判断能力、KY等安全関係への配慮、借りた物を最後に綺麗にして返す気配り・養生は一流の職
CS-21シリーズ製品(液体)は、硬化コンクリート表面に塗布することで、既存の微細空隙を充填して表層部を緻密化し、施工後に新たに発生する微細ひび割れなどの空隙も充填。この性能により、水や各種劣化因子の侵入(鋼材腐食)を長期にわたり抑制。用途:躯体防水・表面保護・ひび割れ補修など
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く