ITやメディア、コンテンツの領域は、新しモノ好きの人が多いのではないか。しかし、新しモノといっても、その枠組みや構造そのものの変化となると及び腰になってしまうことも多い。変化が大きかったはずの今年の日本だが、果たして僕らは本当の意味での変化の経験をデザインできたのだろうか。 同じ自動車でも、ルールが変わる 先日、某大手エレクトロニクス企業の幹部の方とお話をしていて「世界のトヨタがどうして、なぜF-1から撤退しなければならないかわからない。業績の落ち込みも、世界不況に伴う一時的なものでしかないだろうに」と発言されていた。それを聞いて面白いなぁと思った。 12月15日から日本でも始まったウォールストリートジャーナル日本語版に、面白い記事が載っている。「ベンチャー・キャピタルに代わる新手勢力の登場(米国版ではVenture Capitol: New VC Forceとして、より詳細な記事を掲げて
![森祐治・情報経済への視点--パラダイム・ロストの2009年を振り返って](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06b06959472ac62e89369d9893c5c9b9000018bd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F11%2F0ee29a7d8ae0e2a852403289dd23e79e%2Fstory_media%2F20394300%2Fyuji_mori_184x138.jpg)