昨日6月16日、ブラックベリーを提供するRIM(リサーチ・イン・モーション)社が四半期業績を発表、予想を下回る業績で株価が暴落。同社は人員削減を含むリストラを発表した。(参考記事) アメリカで一世を風靡したブラックベリーの急激な凋落のニュースは、ウォール・ストリートに衝撃を与え、「いよいよRIMも終わりか!?」といった印象を与えたが、実際のところどれほどの深刻な問題なのだろうか? 携帯業界の視点からもう少し分析してみよう。 ブラックベリーの本当の「敵」は誰だ? 業績発表を読むと、RIMの四半期売上は49億1000万ドル前年、同期比16%増で、それほど悪いわけではない。純利益は確かに下がっており、前年同期比-9.6%であるが、問題はブラックベリーの出荷台数が予想も前四半期実績も下回る1320万台であったことだ。ユーザーの目から見ても、「自分の身の回りでブラックベリーを使っている人が減った」と
クラウド型リポジトリはLTE時代における「NASサービス」 ──では、LTEになってキャパシティが増えるということで、新たに台頭するサービスはどのようなものでしょうか。 栄藤氏:クラウド型ストレージサービスです。NAS(Network Attached Storage)を無線LANで使うと、各部屋にハードディスクを持たなくてもどこからでもアクセスできますが、LTEを使えば、モバイル環境からも離れたところにあるストレージにアクセスできる。その萌芽はもう見えていて、DropBox、Evernoteなどのクラウド型リポジトリが流行してきていますね。 ▼LTEを通したクラウド型ストレージは、Wi-Fiを通したNASと同様に使えるようになる。(図版提供:NTTドコモ) ネットワークのキャパシティが上がると、常にイノベーションが起きてきました。例えば3Gのデータ通信サービスができたとき、私はiモーシ
LTEという新たなモバイルネットワークが普及することでアプリケーション、サービス、コミュニケーション、そして我々の生活はどのように変わるのか。NTTドコモ サービス&ソリューション開発部長として、同社の先進技術開発を統括する栄藤 稔氏にお話をうかがった。 ▼株式会社NTTドコモ サービス&ソリューション開発部長 栄藤 稔氏 無線の進化の本質はキャパシティ ──本日はお忙しいところありがとうございます。LTEがもたらすアプリ・サービス・コミュニケーションに対する変化ということで、少し先を見通したお話を今日はうかがいたいと思っています。 栄藤氏:6月のはじめに、香港で開催されるIEEEのシンポジウムで、"IEEE Technology Time Machine"というタイトルのカンファレンスで話をするんです。2020年にテクノロジーがどうなっているかという大胆なテーマでして、何を話そうか今
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く