地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。 ●【東京株式市場4日ぶり反落・市場関係者の見方】ディープ・リセッションとソブリンのリスク高まる――三菱UFJ証券・藤戸則弘氏 - 08/10/22 | 17:19 東洋経済オンライン ◎三菱UFJ証券・藤戸則弘投資情報部長 欧米政府当局による金融機関への公的資金の投入により、いったん小康状態になった。しかし、ディープ・リセッション(深刻な景気後退)あるいは恐慌、とも言うべき状態に、これから突入する。過去の1929年、1989年も同様だが、金融市場混乱の1年目は、企業業績の減益幅は2桁になった程度で止まり、2年目により悪化する。日本の企業業績も2009年3月期は、2割減益に悪化するだろうが、2010年3月期の2割以上の減益がすでに予測できる。国際的な金融混乱については第一期のステー