やぶちゃんの電子テクスト:小説・評論・随筆篇へ 鬼火へ ブログ コメントへ 栗氏千蟲譜 巻十(全) 栗本丹洲 訓読・注記 ©2007/2014 藪野直史 [やぶちゃん注:本ページは、「栗氏千蟲譜」の内の海洋生物を翻刻する私的なプロジェクトの一環である。本作の解題は「海鼠 附録 雨虎(海鹿)」を参照されたい。底本は恒和出版昭和57(1982)年刊の江戸科学古典叢書41「千蟲譜」所収の影印本を用い、活字に起した。原本との比較の便宜を考え、翻刻では原本の改行を踏襲している。一部の変体の片仮名については正字片仮名にすることとした。特異な字体については注記した。但し、筆法の書き癖と思われるものは、一々注していない。また、俗字(現行の新字に等しいもの。例:「余」(餘)、「縄」(繩)、「児」(兒)など)も多く用いられ、歴史的仮名遣の誤りも多い。明らかな誤字・濁音脱落についてのみ、後に〔 〕