金融庁が「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標 (KPI)に関する調査」を公表しました。 これは国内の運用会社が発売している投資信託が本当に投資家のためになっているのか、運用コストと運用パフォーマンスの間にきちんと相関関係があるか(「高い」商品は「高い質」になっているのか)等を調査しているものです。 資産運用はこれからの低金利、低成長、高齢化社会において必要な機能であることは間違いありません。 今回は上記調査結果について簡単に見ていくことにしましょう。 調査結果概要(運用効率) 運用コストと運用パフォーマンスとの関係 参考図表 所見 調査結果概要(運用効率) 当該調査はQUICK資産運用研究所に委託されています。 その調査報告のデータ概要については以下の通り報告されています。まずは引用します。 ・2019年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、2月から3月にかけそれまで堅調
![コストの高い投資信託はパフォーマンスが悪いという不都合な事実 - 銀行員のための教科書](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d5d66c8835376ebf04f5a0387f6918f646585842/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnaoto0211%2F20200829%2F20200829105058.jpg)