2010年6月17日のブックマーク (2件)

  • 佐藤亜紀『ミノタウロス』とその解説をめぐる応答について - Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト(新)

    佐藤亜紀『ミノタウロス』文庫版の発売から、そろそろ1ヶ月が経過しようとしています。 ミノタウロス (講談社文庫) 作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/05/14メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 364回この商品を含むブログ (27件) を見る 『ミノタウロス』は単行の発売当初から、ウェブ上で「謎解き」(特に結末部の解釈)が行なわれてきた作品ですが、残念ながら意見が有機的な結び付きを見せることはなく、時間の経過とともにうやむやなまま収束していきました。 それもそのはず、佐藤亜紀作品、特に『ミノタウロス』は、形式としての格ミステリとは異なり、唯一の「正解」があるわけではありませんし、テクスト単体のみを射程に収めて「読み」を引き出すことを目的とした作品でもありません。 その意見の集積自体に価値があるのはもちろんですが、その経緯をふまえたうえで意義のあることを

    佐藤亜紀『ミノタウロス』とその解説をめぐる応答について - Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト(新)
    tach
    tach 2010/06/17
    解説を読みに本屋に行かなくてはなるまい
  • 『ミノタウロス』の文庫解説を担当させていただきました。 - Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト(新)

    佐藤亜紀氏の傑作長篇『ミノタウロス』をご存知でしょうか。 2007年に単行が発売されたこの作品が、このたび、めでたくも講談社文庫に収録され、明日5月14日付けで全国の書店にて発売される予定となっております。 『戦争の法』、『鏡の影』、『外人術』、『陽気な黙示録』と、過去の佐藤亜紀作品が次々と文庫化され、入手しやすくなっている昨今、このうえなくめでたいニュースです。 で、この『ミノタウロス』ですが、文庫化にあたっての解説を、畏れ多くも私が担当させていただきました。 もし、まだ『ミノタウロス』をお読みになっていない方がいらっしゃいましたら、せっかくの機会ですので、お手にとっていただけましたら幸甚です。 まだお読みない方向けに、奥付の紹介文を引用させてもらうと、このようなお話となっております。 帝政ロシア崩壊直後の、ウクライナ地方、ミハイロフカ。成り上がり地主の小倅、ヴァシリ・ペトローヴィチは

    『ミノタウロス』の文庫解説を担当させていただきました。 - Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト(新)
    tach
    tach 2010/06/17
    そんなに深読みできる作品だったのか…