米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は6日、最近の株価の水準について「一般的にとても高い」としたうえで、「潜在的な危険がある」と警告した。国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事との討論会で語った。 イエレン氏は、金融緩和による世界的な低金利が、一部の投資家がより高い利回りを求める動機になっていると指摘。FRBが利上げに踏み切れば、「長期金利が跳ね上がる可能性がある」として、状況を注視する考えを示した。 それでもイエレン氏は、金融市場でバブルが起きているという状況とはいえず、「金融システム全体としてのリスクは穏やかだ」との見方を示した。(ワシントン=五十嵐大介)
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