2023年9月20日のブックマーク (2件)

  • 半導体、3nm・2nmという数字のウソ(津田建二) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    3nm、5nm、7nmという微細なプロセスを使った半導体を先端半導体あるいは先端プロセスなどと呼ばれることが多いが、実はそのような3nm、5nm、7nmなどという寸法は半導体チップ上のどこにも存在しない。これは14nm/16nmプロセスより先のプロセスで実際の寸法と、x nmプロセスという言葉とが大きくかけ離れてしまってきたことに起因する。 5nmや7nmだから先端で、14/16nmプロセスは成熟、と表現するのはお門違い。どちらも最小寸法は12~14nm程度とほとんど変わらないからだ。そもそも波長13.5nmのEUVリソグラフィでそれ以下の寸法を加工できるのか。物理学では波長よりも小さな寸法は光が入っていかない。このため光の縦波あるいは横波だけを通すようなパターンを加工してきたのが現実だ。光源の強度分布を変えたり、横長あるいは縦長のパターンだけでトランジスタを構成したり、光の屈折率を利用す

    半導体、3nm・2nmという数字のウソ(津田建二) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    tach
    tach 2023/09/20
    マジ!?2nmは配線間隔の事ではない。2nmの実際の配線間隔は11nm。回路は立体化されていてそのトランジスタ密度を(平面?)換算すると2nm相当という意味。しかも設計は横浜みなとみらいのTSMC設計センターが実施
  • 「オーディオ版レイトレーシング」と「物理シミュレーションによる音響空間表現」|Prismaton

    「レイトレーシング」は 3D グラフィックスの重要な技術となっていて、レイトレーシングを使ったリアリティの高いグラフィックス表現を見る機会が増えてきました。 また同時に、「レイトレーシングをオーディオに応用する」といった言及もちょいちょい見かけるようになりました。 しかし、グラフィックスのシミュレーションにレイトレーシングが有効なのは光の特性をレイトレーシングで近似できているからであり、音の特性に関してはレイトレーシングだけで近似するのは困難です。これはもう少し広く知られていて欲しい事実なのですが、何故かあまりきちんと知られていません……。 そもそも悲しいことに、「物理シミュレーションによる音響空間表現(方角、残響、遮蔽などの表現)」を網羅的に真面目に考察した資料は恐ろしく少ないです。この現状では、レイトレーシングだけで音響空間表現が簡単に出来るというような誤解が生まれてしまうのも仕方ない

    「オーディオ版レイトレーシング」と「物理シミュレーションによる音響空間表現」|Prismaton
    tach
    tach 2023/09/20
    数式無しでここまできちんと説明してくれて有難いとしか言いようがない。ここまで説明されると今度は生身の人間の耳の凄さが逆照射されてきて、また色々な意味で凄いなあと感慨ひとしお。