JR渋谷駅は近年の再開発事業で大幅に工事の手が入り、1940年から山手線外回りと内回りホームが分離していたものを、山手線を運休して幅の広いホーム1つ(島式ホーム化)にしました。その模様はテレビでも特集されるほどで、大都市ターミナル駅の大規模改修がいかに大変か知ることができました。 渋谷駅の再開発が大変な要因のひとつは、戦前〜戦後にかけて構築された重層化構造にあります。 JR渋谷駅が二階部分の高架、直角で交わる東京メトロ銀座線は上の三階部分。さらにそれらの高架を支えるように縦横に建てられた東急百貨店東横店の駅ビル。ただホームや駅ビルを解体するだけではなく、それぞれが密接に繋がっているゆえ、ビルは途中まで解体してストップし、高架線路とホームを移設し、かさ上げして、その間にさらに上層階を跨る東京メトロ銀座線の高架橋とビルの解体と線路移設も実施してと、綿密な工程で進行中です。
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