高層ダミー図書館棚だけじゃない、有名な“ダンジョン駅”も 安藤忠雄氏の物議を醸した建築 社会 2022年04月02日 12時20分 ツイート 有名建築家の安藤忠雄氏が手がけた図書館の内容が、物議を醸している。 3月25日に兵庫県神戸市にオープンした「こども本の森 神戸」には、壁一面の高さ約9メートルの本棚があり、高い部分にはダミーの本を並べる設計がなされている。この構造が「本来の図書の収蔵面積を無駄にしている」といった批判を集めてしまった。同様の構造の棚では、今年2月にオープンした東京都中野区の中野東図書館でも批判が生じている。 >>開館予定の図書館、早くも炎上?「なんで必要なの?」「地震が怖い」巨大な本棚に疑問の声<< 安藤氏の建築は、コンクリート打ちっぱなしをベースとするシンプルな仕様が特徴だ。デザインを突き詰めすぎるあまりに、使い勝手の悪さを生み出してしまうのものが少なくない