ラグビーのトップリーグ(TL)2部に相当するトップウエストを制した大阪府警が、30日に公務員チーム初のTL昇格をかけてリコーと入れ替え戦(埼玉・熊谷ラグビー場)を戦う。外国人選手はゼロ。警部補の古川敬祐監督(39)を筆頭に部員全員が、第1機動隊の第4中隊第1小隊に所属する。昨年のW杯イングランド大会出場者3人を抱える相手に、警察魂と低いタックルで挑戦する。 【写真】畠山健介プレミア挑戦 ラグビー母国最高峰リーグ 大阪と奈良の県境にある生駒山。射撃場などを備えた訓練場で、大阪府警は3日後の晴れ舞台へ準備を進めた。古川監督は「『強い警察を国民にアピールする』ことと『全国の警察に勇気を与える』こと。存在意義を示す絶好のチャンスだと捉えています」と2つの使命を胸に刻んだ。部員36人の気持ちは1つだ。 公務員という制限と常に隣り合わせにある。国民の税金で給料が支払われる立場上、ボールやジャージー