UPDATE 米国で人気のあるラジオ番組「This American Life」の制作チームは、Appleと中国における同社の製品生産を題材とする独白劇を放送した2012年1月の番組について、その内容を撤回した。 この独白劇は、俳優のMike Daisey氏が演じたものだ。同氏は、中国の深センにある数カ所の工場を訪れ、その体験を基に自らが主演する一人芝居「The Agony and the Ecstasy of Steve Jobs」の脚本を書いた。訪問した工場の中には、Appleのハードウェアの大半を製造しているFoxconnも含まれていた。 同番組のホスト兼制作責任者のIra Glass氏は、米国時間3月16日付けのブログ記事で、「Daisey氏は、私とThis American LifeのプロデューサーであるBrian Reed氏に対し、放送前の事実確認作業中に虚偽の説明をしていた。