それから35年以上、連載を続けている作者の森川ジョージさんの名は世界的にも広く知られており、ボクシング界で最も歴史と権威ある専門誌として知られるアメリカの『ザ・リング』の表紙に井上尚弥のイラストを寄せたこともある。 また、今年4月10日には、世界ボクシング評議会(WBC)の会長が、病気による手術を経て退院した森川さんの回復を願ってレプリカベルトを贈呈した。レプリカとはいえ、WBCのベルトを持っているマンガ家は森川さんだけだろう。 『はじめの一歩』は今年1月に145巻が発売され、現在も継続中。日本漫画家協会の常務理事を務めるなどいまやマンガ界の大御所の1人ともいえる森川さんだが、実はデビューから3作続けて連載打ち切りを経験するなど苦汁をなめてきた。 しかし、いざ『はじめの一歩』の連載が始まると初回から人気に火が付き、2年目には年収1億円を突破。現在は自身が会長を務めるボクシングジムを経営しな

