東京・伊豆大島で、違法薬物の大麻を礼賛するかのような宗教的思想を広めていた団体が摘発された。“教祖”は、その珍妙な教義をダジャレを交えて紹介。ホームページ(HP)上では、バラエティー豊かな大麻グッズも販売していたからあきれたものだ。 大麻を大量保持したなどとして、大麻取締法違反で警視庁組織犯罪対策5課と大島署に逮捕されたのは、「中山弥栄(いやさか)塾」など複数の団体を主宰する中山康直容疑者(47)ら7人。 同課によると、中山容疑者らは自宅などで乾燥大麻約490グラムや、大麻草17本を所持していた疑いがあるという。「彼らは、大麻をサカキがわりに神棚に陳列。『日本の伝統を守るため』として大麻の重要性を説く活動を行っていた」(捜査関係者)。 実質的な教祖である中山容疑者は、講座を開き、「日本の現状は麻がないってことで『ま(麻)ぬけ』」などとダジャレも交えて“布教”。動画投稿サイトにも講義の