広島は6日、東京電力福島第1原発事故後初めての「原爆の日」を迎えた。原子力への国民の不安が広がるなか、ヒロシマのメッセージが注目されたが、平和宣言は「脱原発」に触れたものの踏み込まなかった。被爆者の間でも原発に対する考え方に微妙な差があることや、政治に翻弄(ほんろう)されるのを回避したいなど、被爆地のさまざまな思いが絡み合った。 ◇平和宣言は踏み込まず 松井一実・広島市長は平和宣言で、国民の原発不信を指摘し、エネルギー政策転換を政府に要求したが、脱原発については「主張する人々がいる」と述べるにとどめた。 今回の宣言には初めて公募の被爆体験談を盛り込むことにし、体験談を選ぶため、被爆者を含む委員会(10人)が設置された。議論は非公開だが、原発についても意見が交わされ「核と人類は共存できない」という文言を盛り込むよう提案があった一方、いっそうの安全管理をした上での原発容認を示唆する意見も出たと
米ハワイ州真珠湾にあるアリゾナ記念館で開かれた献茶式で、茶をたてる裏千家前家元の千玄室氏=2011年7月19日、共同 【ロサンゼルス堀山明子】1941年12月の旧日本軍による真珠湾攻撃70年を前に、撃沈されたアメリカの戦艦の犠牲者を悼む米ハワイ州真珠湾のアリゾナ記念館で19日、戦没者の慰霊と世界平和を祈願する茶会が開かれ、日米政府関係者ら約500人が出席した。 茶会は、日系アメリカ人初の米州知事となったジョージ・アリヨシさん(85)の妻ジーンさんの呼びかけに、元海軍少尉でハワイ大に留学経験のある茶道裏千家の前家元、千玄室さん(88)が賛同し実現した。 茶会には、アバクロンビ・ハワイ州知事や加茂佳彦ホノルル総領事のほか、攻撃を受けた元米兵の3人もウォルシュ米太平洋艦隊司令官と共に参加した。AP通信によると、アバクロンビ知事は「過去には敵がい心と誤解がお互いにあったが、今の日米関係は尊敬し合う
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