日本人で初めて国際宇宙ステーションの船長を務める宇宙飛行士の若田光一さんが来月の打ち上げを前にロシアでの最終試験を終え、「クルーの力を最大限出せるようなかじ取りをしたい」と抱負を語りました。 宇宙飛行士の若田光一さんは、来月から半年間、国際宇宙ステーションに滞在する予定で、後半のおよそ2か月間、日本人で初めて船長を務めることになっています。来月7日の打ち上げを前に、若田さんはモスクワ郊外の訓練センターで火災などの緊急事態に対処する最終試験を終え、22日、記者会見しました。 このなかで、若田さんは「クルーのチームワークも非常によくとれているので、このまま健康状態を維持して打ち上げに臨みたいと思う。 皆さん、志の高い宇宙飛行士なので、皆さんの持っている力を最大限出せるようなかじ取りをしたい」と抱負を語りました。 若田さんたちは来年2月のソチオリンピックの聖火を国際宇宙ステーションまで運ぶ予定で