日本サッカー協会審判委員会は1日、都内のJFAハウスでメディアカンファレンスを開催し、各クラブを対象としたルール講習会でも使用している「スタンダードビデオ」を用いて報道陣に2012年シーズンの判定基準を解説した。 昨季の判定については、FK数がJ1で前年比7.1%、J2で5%減ったことを明らかにした。一方でホールディング、シミュレーション、異議、遅延行為などによる反スポーツ的行為での警告数が増えているとのことで、今季のテーマの一つとしてフェアプレーの尊重を掲げ、各クラブ、選手にルール講習会を通して徹底したという。 また、ユニフォームの裾を出してプレーすることについて、もともと競技規則には違反等の記載がなく、欧州などでも認められていることから、Jリーグでも今季からは審判が特に注意しないことになった。ただし、試合前後の選手整列時などはシャツの裾をパンツに入れるようJリーグとして指導するとい