ジャスダック上場で日本最大級の宅配サイト「出前館」を運営する「夢の街創造委員会」(大阪市中央区)の株式をめぐる相場操縦疑惑で、東京地検特捜部が同社創業者の男性(46)から任意で事情聴取したことが12日、関係者への取材で分かった。創業者は犯意を否定したとみられる。特捜部は創業者の関係者も任意聴取。創業者らが株価を意図的につり上げたり、固定したりした疑いがあるとみており、金融商品取引法違反(相場操縦)容疑での立件に向け、詰めの捜査をしているもようだ。 証券市場関係者によると、創業者は夢の街創造委員会の特別顧問を務めていた平成26年4月~6月、同社の株価を不正に操作した疑いが持たれている。 具体的には、高値で大量の買い注文を出すなどして株価をつり上げたほか、株式を担保に証券会社から買い付け代金を借りる信用取引で、株価が値下がりして担保価値が低下した場合に必要な追加の保証金(追い証)を免れるため、
![「出前館」創業者を聴取 相場操縦疑い、犯意を否定 東京地検特捜部(1/2ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7040cf450991a6a9d1df965c0af976d4c7dc6d26/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fcommon%2Fimages%2Fogp_affairs.jpg)