印刷 東京商工リサーチが29日明らかにしたところによると、銃・射撃の専門誌「月刊GUN」を手掛ける国際出版(東京、資本金1000万円、荒井雅治社長)が5日に事業を停止した。負債額は推定1億5000万円。 同社は1963年設立。同年創刊のGUN誌は海外での実弾射撃リポート、エアガンやモデルガンの新製品紹介の記事を中心に掲載、マニアに根強い人気を誇った。ピーク時の85年ごろは月8万部を発行、年間売上高も8億円近くに上ったが、近年は出版不況のあおりで3億円程度に減少。同誌は12月号から休刊していた。 [時事通信社]