改元に伴う10連休が27日、スタートした。異例の長さとなった休日を実家や行楽地で過ごそうと、鉄道や道路は初日から各地で混雑が広がった。 JR各社によると、東海道新幹線の下りは27日がピークで、東京発の「のぞみ」「ひかり」の多くで自由席の乗車率が100%を超え、午前6時発の博多行きは150%に達した。東北新幹線や北陸新幹線も混雑しており、JR東日本は臨時列車の本数を増やして対応しているという。 高速道路の下りも朝から渋滞が発生。日本道路交通情報センターによると、東名高速の秦野中井インターチェンジ(神奈川県秦野市)を先頭に31キロ渋滞したほか、関越道や東北道でも長い車列ができた。夕方までに渋滞は緩和したものの、下りは今後も午前中を中心に渋滞し、5月3日がピークと予想。上りは夕方が混雑しやすく、ピークは4、5日の見込みという。 成田空港も27日が出国のピークとなり、出発ロビーは朝からスーツケース