タグ

ブックマーク / researchmap.jp (4)

  • 2022年4月20日最高裁大法廷にて

    金髪で、ちゃらちゃらしていて、この人とはちょっと友達になれないかな。それが法科大学院2年4組の飲み会で吉田京子弁護士と最初に会ったときの印象だった。それから17年、いつの間にか無二の親友となっていた彼女は、最高裁判所大法廷の弁論に立っていた。 2022年4月20日、日で11番目の法令違憲判決が出ることが予想される在外邦人国民審査権事件の弁論が最高裁大法廷で開かれた。一橋大学の江藤祥平君、精読憲法判例のもう一人の生みの親ともいうべき弘文堂の登健太郎さんと、憲法判例が生まれる現場を目撃しようと傍聴券配布に並んだ。コロナ禍で座席の数は通常の半分以下の81に制限されていたが、幸い70名弱しか傍聴希望者がおらず、全員が傍聴可能となった。私は、傍聴席の一番前の中央の席になった。 現在、日国民は、外国に住んでいても、国政選挙に投票することができる。しかし、法律上、衆議院議員総選挙の際に実施される最高

    tackman
    tackman 2022/05/26
  • 数学的補遺:南国科学通信 第9回「多数決の秘められた力」 - researchmap

    ここではまず(1)で、南国科学通信の第9回エッセイ「多数決の秘められた力」に紹介されたガラム模型の基形である r = 3でエージェント2タイプの場合の詳述を行う。 加えて(2)、(3)において、モデルのより進んだ取り扱いも解説する。 (1)固定票型の臨界値 二つの状態1(賛成)と0(反対)をとることのできるエージェントが N 人いる系を考える。N は非常に大きいとする。 系はとびとびの時間 t= 0, 1, 2, ... ごとに状態が変化できるとする。時間 tから t+1 へのアップデートは次のように行われる: * 系は r人のエージェントからなるグループにランダムに分割される。 * グループ内 r人での意見の多数決をとって、各エージェントは新状態に変化する。 このアップデートに際して、振る舞いの異なる2つの型のエージェントがあるとする。 * 浮動型:グループ内多数決に従って、多数派の状

    tackman
    tackman 2018/10/11
    邪悪な人が好きそうな話題だ
  • 帝国興亡方程式と歴史の枢軸 - researchmap

    歴史を見渡すと、諸民族の興亡や王朝の交代が頻繁で、人の世の移り変わりは諸行無常、定めなきことが定めであるようにも見える。それでも歴史書を紐解き、国々の変遷をやや仔細に見るならば、定めなき定めには、定めないなりの何か、定めとまでは言わずとも、類型や典型といったものがあることに、気付かざるをえない。 国は起こり国は滅ぶ。その間200年300年、通常長くて500年。歴史に名を残すほどの民族は大をなしてのち、一度傾きかけた国を再興させ大帝国を築いてから、やがて黄昏の夕陽のごとく緩やかに傾いていく。 なぜ栄えた国が永続することなく傾いていくのかというのは、古来からの多くの史書の議論の的であって、これは当然歴史家に限らず、歴史に学んで自らの行く末を考えようとする万人の関心事である。 個々の事象の連鎖を超えた、国家興亡の必然のダイナミクスが存在するのではないか、ということを初めてめて明快に論じたのは、1

    tackman
    tackman 2018/10/11
    ターチン案件
  • 帝国興亡方程式と歴史の枢軸 - researchmap

    歴史を見渡すと、諸民族の興亡や王朝の交代が頻繁で、人の世の移り変わりは諸行無常、定めなきことが定めであるようにも見える。それでも歴史書を紐解き、国々の変遷をやや仔細に見るならば、定めなき定めには、定めないなりの何か、定めとまでは言わずとも、類型や典型といったものがあることに、気付かざるをえない。 国は起こり国は滅ぶ。その間200年300年、通常長くて500年。歴史に名を残すほどの民族は大をなしてのち、一度傾きかけた国を再興させ大帝国を築いてから、やがて黄昏の夕陽のごとく緩やかに傾いていく。 なぜ栄えた国が永続することなく傾いていくのかというのは、古来からの多くの史書の議論の的であって、これは当然歴史家に限らず、歴史に学んで自らの行く末を考えようとする万人の関心事である。 個々の事象の連鎖を超えた、国家興亡の必然のダイナミクスが存在するのではないか、ということを初めてめて明快に論じたのは、1

  • 1