ここのところ、勝ったり負けたりの出入りが激しい試合が続き、欧州戦圏内が遠ざかりつつあったマインツは、ホームでのブレーメン戦に3-0と快勝、6位のヨーロッパリーグ出場枠まで勝ち点2と何とか食らいついた。 この試合では、冬の移籍から先発出場が続いていたク・ジャチョルではなくマリがトップ下の位置に入ったのだが、マリはシンプルにスペースへと飛び出すプレイが多く、まず味方がボールを持ったら動き出す岡崎が作ったスペースに入り込むため、マインツの攻撃の流れが早くスムーズになる。 マインツは先制点こそラッキーなオウンゴールだったが、前半は岡崎の動き出しにブレーメンの守備が翻弄され、16分の2点目は岡崎に直接のアシストこそ付かなかったが、彼とDFが競り合ったボールをモリッツが決めるなど、完全にマインツの攻撃のスイッチとして機能していた。後半はゲブレセラシエを投入して前線のキープ力を増したブレーメンに押され気