世の中の文系(非理系)の人が理系チックな表現をしようとして、理系の人間が聞くと「その用法はありえねぇ!」と思うものが少なからずあります。俺が理系を代表してるかはわからないけど、あくまで主観で、違和感を感じた例をいくつか挙げてみます。 ■理論的先人の偉大な理論があれば別だが、そういうのでない限りは「論理的」であっても理論じゃありません。 ■「ベクトル」の誤用ベクトル自体は理系も使うんだけど、ベクトルは、方向という意味ではありません。なので「ベクトルは同じ方向に向かってる」とは言うが、「ベクトルは同じなんだけど大きさが違う」みたいなことは言いません。 ■加速度的に僕は絶対に使いません。加速度は値です。値というか、ベクトル。「加速的」の方がいいと思います。■力学が働くなにかしらの外部要因的影響が発生する、の意らしい。力学は学問なので、働きません。「力」のことでしょうか。斥力・引力等なら分かります