日銀が2016年2月16日から導入したマイナス金利。その影響で、金融機関は次々と住宅ローンの金利引き下げを発表しました。 金利が安いネット銀行はもちろん、めったに大幅な変更をしない大手都市銀行でも、異例とも言える引き下げが行われています。 4月に入り、大手銀行は10年以上の固定金利を中心に一部引き上げが行われましたが、長期固定金利はほぼすべての銀行で3月よりも低下。過去最低水準を記録しています。 民間金融機関の住宅ローン金利推移(出典:住宅金融支援機構) そもそもマイナス金利とは、金融機関が日銀の当座預金に預金をした場合に、利息がつかずにむしろ金利を徴収されてしまう、というものです。 金融機関としては、日銀に預けると損失が出てしまうため、他に貸し出し先や融資先を探そうとします。そのひとつが、住宅ローンです。各社が競って金利を下げ、顧客囲い込みに躍起になっているといっても過言ではありません。
![金利底値!?住宅ローンの借り換えは「今」がチャンス!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1ac606cafd7d38896e630a436ec3ed90dc073dc5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fouchi-iroha.jp%2Fwp-content%2Fwebpc-passthru.php%3Fsrc%3Dhttps%3A%2F%2Fouchi-iroha.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F04%2F153067005.jpg%26nocache%3D1)